1. 概要

このクイックチュートリアルでは、Mavenビルドツールのコアプラグインの1つであるcleanプラグインについて説明します。

その他のコアプラグインの概要については、この記事を参照してください。

2. プラグインの目標

clean ライフサイクルには、 clean という名前のフェーズが1つだけあり、同じ名前のプラグインの唯一の目標に自動的にバインドされます。 したがって、この目標は、コマンド mvncleanを使用して実行できます。

clean プラグインはすでにスーパーPOMに含まれているため、プロジェクトのPOMに何も指定せずに使用できます。

このプラグインは、その名前が示すように、は、前のビルド中に生成されたファイルとディレクトリをクリーンアップします。デフォルトでは、プラグインはtargetディレクトリを削除します。

3. 構成

filesets パラメータを使用して、クリーンアップするディレクトリを追加できます。

<plugin>
    <artifactId>maven-clean-plugin</artifactId>
    <version>3.0.0</version>
    <configuration>
        <filesets>
            <fileset>
                <directory>output-resources</directory>
            </fileset>
        </filesets>
    </configuration>
</plugin>

このプラグインの最新バージョンはここにリストされています。

output-resources ディレクトリに生成されたリソースが含まれている場合、デフォルト設定では削除できません。 今行った変更は、 clean プラグインに、デフォルトのディレクトリに加えてそのディレクトリを削除するように指示します。

4. 結論 

この記事では、 clean プラグインを確認し、カスタマイズする方法を説明しました。

このチュートリアルの完全なソースコードは、GitHubにあります。