1. 概要

このチュートリアルでは、Mavenビルドツールのコアプラグインの1つであるsurefireプラグインについて説明します。 その他のコアプラグインの概要については、この記事を参照してください。

2. プラグインの目標

surefireプラグインを使用してプロジェクトのテストを実行できます。デフォルトでは、このプラグインはディレクトリ target /surefire-reportsにXMLレポートを生成します。

このプラグインには、testという1つの目標しかありません。 この目標は、デフォルトのビルドライフサイクルの test フェーズにバインドされており、コマンド mvntestがそれを実行します。

3. 構成

surefire プラグインは、テストフレームワークJUnitおよびTestNGで動作します。 どのフレームワークを使用しても、surefireの動作は同じです。

デフォルトでは、 surefire には、名前が Test で始まるか、 Test Tests 、またはTestCaseで終わるすべてのテストクラスが自動的に含まれます。

この構成は、excludesおよびincludesパラメーターを使用して変更できますが、次のようになります。

<plugin>
    <artifactId>maven-surefire-plugin</artifactId>
    <version>2.22.2</version>
    <configuration>
        <excludes>
            <exclude>DataTest.java</exclude>
        </excludes>
        <includes>
            <include>DataCheck.java</include>
        </includes>
    </configuration>
</plugin>

この構成では、 DataCheck クラスのテストケースは実行されますが、DataTestのテストケースは実行されません。

プラグインの最新バージョンはここにあります。

4. 結論

この簡単な記事では、 surefire プラグインについて説明し、その唯一の目標とその構成方法について説明しました。

いつものように、このチュートリアルの完全なソースコードは、GitHubにあります。