前の記事では、EC2に焦点を当てていました。 それでは、リレーショナルデータベースサービスに移りましょう。

1. RDSサポート

1.1. 簡単な構成

Spring Cloud AWSは、RDSデータベース識別子とマスターパスワードを指定するだけでデータソースを自動的に作成できます。ユーザー名、JDBCドライバー、完全なURLはすべてSpringによって解決されます。

AWSアカウントにDBインスタンス識別子がspring-cloud-test-dbでマスターパスワードがse3retpassのRDSインスタンスがある場合、DataSourceを作成するために必要なすべてのことは、application.propertiesの次の行です。

cloud.aws.rds.spring-cloud-test-db.password=se3retpass

RDSのデフォルト以外の値を使用する場合は、他に3つのプロパティを追加できます。

cloud.aws.rds.spring-cloud-test-db.username=testuser
cloud.aws.rds.spring-cloud-test-db.readReplicaSupport=true
cloud.aws.rds.spring-cloud-test-db.databaseName=test

1.2. カスタムデータソース

Spring Bootを使用しないアプリケーション、またはカスタム構成が必要な場合は、Javaベースの構成を使用してデータソースを作成することもできます。

@Configuration
@EnableRdsInstance(
  dbInstanceIdentifier = "spring-cloud-test-db", 
  password = "se3retpass")
public class SpringRDSSupport {

    @Bean
    public RdsInstanceConfigurer instanceConfigurer() {
        return () -> {
            TomcatJdbcDataSourceFactory dataSourceFactory
             = new TomcatJdbcDataSourceFactory();
            dataSourceFactory.setInitialSize(10);
            dataSourceFactory.setValidationQuery("SELECT 1");
            return dataSourceFactory;
        };
    }
}

また、正しいJDBCドライバーの依存関係を追加する必要があることに注意してください。

2. 結論

この記事では、AWSRDSサービスにアクセスするさまざまな方法について説明しました。 シリーズの次の最終記事では、AWSメッセージングのサポートについて説明します。

いつものように、例はGitHubから入手できます。