Crontabのエディターを指定する
1. 概要
cron式は、cron式を使用してタスクを自動化するための便利なツールです。 このチュートリアルでは、crontabを維持するためにデフォルトのエディターを変更する方法を学習します。
2. 環境変数
crontab-eによって開かれたエディターを変更するために使用できる環境変数は2つあります。
以下の例では、現在のターミナルセッションのエディターのみが変更されることに注意してください。 環境変数を使用して、この変更を永続的にすることができます。
2.1. エディター
まず、EDITORを使用できます。 エディターをnanoに変更しましょう。
$ export EDITOR=/usr/bin/nano
構成によっては、優先される別の変数があるため、これは実際には機能しない場合があります。
2.2. VISUAL
VISUAL 環境変数は、EDITORよりも優先されます。 VISUALをjoeに設定して、前に設定したEDITOR変数をオーバーライドできるかどうかを見てみましょう。
$ export VISUAL=/usr/bin/joe
これで、 crontab -e を発行するたびに、nanoではなくjoeでcrontabが開くはずです。
3. select-editor
一部のLinuxディストリビューション(Ubuntuなど)では、コマンドselect-editorが提供されます。 select-editor を実行すると、選択できるエディターのリストが表示されます。
$ select-editor
Select an editor. To change later, run 'select-editor'.
1. /bin/nano <---- easiest
2. /usr/bin/vim.basic
3. /usr/bin/vim.tiny
4. /bin/ed
Choose 1-4 [1]:
選択内容は〜/ .selected-editor のホームディレクトリに保存されるため、ターミナルセッション間で保持されます。
環境変数EDITORおよびVISUALはselect-editorよりも優先されるため、これらの変数が設定されていないことを確認する必要があることに注意してください。
4. 結論
この記事では、 crontab-eでお気に入りのエディターを使用する方法を学びました。 推奨される方法は、VISUAL環境変数を設定することです。
Linuxディストリビューションによっては、select-editorユーティリティを使用する場合もあります。