1. 概要

このチュートリアルでは、Mavenビルドツールのコアプラグインの1つであるverifierプラグインを紹介します。

その他のコアプラグインの概要については、この概要記事を参照してください。

2. プラグインの目標

verifier プラグインには、verifyという1つの目標しかありません。 この目標は、ファイルとディレクトリの有無を確認し、オプションでファイルの内容を正規表現と照合します。

その名前にもかかわらず、 verify の目標は、 verify フェーズではなく、デフォルトで統合テストフェーズにバインドされています。

3. 構成

verifier プラグインは、pom.xmlに明示的に追加された場合にのみトリガーされます。

<plugin>
    <artifactId>maven-verifier-plugin</artifactId>
    <version>1.1</version>
    <configuration>
        <verificationFile>input-resources/verifications.xml</verificationFile>
    </configuration>
    <executions>
        <execution>
            <goals>
                <goal>verify</goal>
            </goals>
        </execution>
    </executions>
</plugin>

このリンクは、プラグインの最新バージョンを示しています。

検証ファイルのデフォルトの場所はsrc/test / verifier /verifys.xmlです。 別のファイルを使用する場合は、verificationFileパラメーターの値を設定する必要があります。

指定された構成で表示される検証ファイルの内容は次のとおりです。

<verifications 
  xmlns="http://maven.apache.org/verifications/1.0.0" 
  xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
  xsi:schemaLocation="http://maven.apache.org/verifications/1.0.0 
  http://maven.apache.org/xsd/verifications-1.0.0.xsd">
    <files>
        <file>
            <location>input-resources/baeldung.txt</location>
            <contains>Welcome</contains>
        </file>
    </files>
</verifications>

この検証ファイルは、 input-resources / baeldung.txt という名前のファイルが存在し、Welcomeという単語が含まれていることを確認します。 以前にそのようなファイルを追加したので、目標の実行は成功します。

4. 結論

この記事では、 verifier プラグインについて説明し、プラグインをカスタマイズする方法について説明します。

このチュートリアルの完全なソースコードは、GitHubにあります。