起動時にSpringBootBannerを無効にする
1. 序章
Spring Boot は、Java Webアプリケーションを作成するための優れた方法ですが、デフォルトの動作の一部は、すべての人にとって理想的ではない場合があります。
1つの特定の機能は、起動時に印刷されるSpringBootバナーです。
このバナーは通常無害ですが、場合によっては無効にすることが望ましい場合があります。 たとえば、カスタムロギング構成でのエラーを防止したり、リモートログアグリゲーションシステムで帯域幅を節約したりします。
このチュートリアルでは、起動時にSpringBootバナーを無効にするいくつかの異なる方法を見ていきます。
2. 構成の使用
構成を使用することは、スタートアップバナーを無効にする最も柔軟な方法です。 コードを変更する必要がなく、必要に応じて簡単に元に戻すことができます。
application.properties を使用して、スタートアップバナーを無効にできます。
spring.main.banner-mode=off
または、 application.yaml を使用している場合:
spring:
main:
banner-mode: "off"
そして最後に、Spring Bootの外部構成のサポートのおかげで、環境変数を設定して無効にすることもできます。
SPRING_MAIN_BANNER-MODE=off
3. コードの使用
構成に加えて、コードを使用してSpringBootバナーを無効にする方法も複数あります。 コードを使用することの欠点は、アプリケーションごとにこれを行う必要があり、元に戻すにはコードを変更する必要があることです。
SpringApplicationBuilder を使用する場合:
new SpringApplicationBuilder(MyApplication.class)
.bannerMode(Banner.Mode.OFF)
.run(args)
また、 SpringApplication を使用する場合:
SpringApplication app = new SpringApplication(MyApplication.class);
app.setBannerMode(Banner.Mode.OFF);
app.run(args);
4. IDEの使用
最新のIDEのほとんどには、構成やコードを必要とせずにSpringBootバナーを無効にする方法が含まれています。
IntelliJは、バナーを無効にするSpringBoot実行構成のチェックボックスを提供します。
5. バナーテキストの変更
Spring Bootスタートアップバナーを無効にする別の方法は、バナーテキストを空のファイルに変更することです。
まず、application.propertiesでカスタムファイルを指定します。
spring.banner.location=classpath:/banner.txt
または、YAMLを使用している場合:
spring:
banner:
location: classpath:/banner.txt
次に、 src / main /resourcesにbanner.txtという名前の新しい空のファイルを作成します。
6. 結論
このチュートリアルでは、構成またはコードの組み合わせを使用して、Spring Bootバナーを無効にするさまざまな方法を見てきました。