SpringBoot2.1のロググループ
1. 概要
Spring Bootは、エンタープライズアプリケーションの作成を容易にするための多くの自動構成を提供します。 ただし、同じlogging構成を一連のロガーに適用するのは常に少し面倒でした。
このクイックチュートリアルでは、新しいロググループ機能がこの問題をどのように修正するかを確認します。
2. ロググループ
Spring Boot 2.1 以降、複数のロガーをグループ化して同時に構成することが可能です。
この機能を使用するには、まず、logging.group構成プロパティを使用してグループを宣言する必要があります。
logging.group.rest=com.baeldung.web,org.springframework.web,org.springframework.http
ここでは、3つの異なるロガー名を含むrestという名前のグループを作成しています。 ロガーのグループ化は、それぞれのロガー名をコンマで区切るのと同じくらい簡単です。
次に、グループ内のすべてのロガーに一度に構成を適用できます。 たとえば、ここでは、このグループのログレベルを debug:に変更しています。
logging.level.rest=DEBUG
その結果、SpringBootは3つのグループメンバーすべてに同じログレベルを適用します。
2.1. ビルトイングループ
デフォルトでは、SpringBootには2つの組み込みグループが付属しています。 sql と
現在、、 web グループは、次のロガーで構成されています。
- org.springframework.core.codec
- org.springframework.http
- org.springframework.web
- org.springframework.boot.actuate.endpoint.web
- org.springframework.boot.web.servlet.ServletContextInitializerBeans
同様に、 sql グループには、次のロガーが含まれています。
- org.springframework.jdbc.core
- org.hibernate.SQL
- org.jooq.tools.LoggerListener
これらのグループのいずれかのログレベルの構成は、すべてのグループメンバーに自動的に適用されます。
3. 結論
この短い記事では、SpringBootのロググループについて理解しました。 この機能により、ログ構成を一連のロガーに一度に適用できます。
いつものように、サンプルコードはGitHubでから入手できます。