Vue.jsとlodashを使用したイベントのスロットリングとデバウンス
序章
イベントのスロットリングとデバウンスは、パフォーマンスを向上させ、ネットワークのオーバーヘッドを潜在的に下げるための2つのアプローチを指します。
Vue.js 1は、イベントのデバウンスをネイティブでサポートしていましたが、 Vue.js2で削除されました。
その結果、Vue.js 2でイベントを抑制およびデバウンスするための一般的なアプローチは、lodashなどのサードパーティライブラリを使用することです。
このチュートリアルでは、lodash.throttle
とlodash.debounce
をVue.js2アプリケーションに適用します。
前提条件
この記事をフォローしたい場合は、次のものが必要になります。
- Node.jsはローカルにインストールされます。これは、Node.jsのインストール方法とローカル開発環境の作成に従って実行できます。
- デバウンスとスロットルにある程度精通している。
- Vue にある程度精通していると有益ですが、必須ではありません。
- Lodash にある程度精通していると有益ですが、必須ではありません。
このチュートリアルは、ノードv15.8.0、npm
v7.5.4、vue
v2.6.11、およびlodash
v4.17.20で検証されました。
プロジェクトの設定
プロジェクトをすばやく設定するために、この記事では @ vue /cliの使用をお勧めします。
注:この記事では、npx
を使用して、@vue/cli
のグローバルインストールを回避する方法を採用します。
- npx @vue/cli create vue-lodash-example
プリセット(デフォルト([Vue 2] babel、eslint))とパッケージマネージャー( npm )を選択したら、新しく作成したプロジェクトディレクトリに移動します。
- cd vue-lodash-example
ここで、次のコマンドを使用して、プロジェクトにlodash
を追加します。
npm install lodash
注: lodash
のすべてをインポートする必要がない場合は、webpack
をカスタマイズすると、使用する関数に合わせてライブラリのサイズを小さくできます。 [X38X]