WildFlyのデフォルトポートを変更する
1. 概要
このクイックチュートリアルでは、WildFlyのデフォルトポートを変更する方法を見ていきます。 通常、このポートは8080です。
もちろん、 WildFly は、JBossコミュニティによって維持されている人気のあるオープンソースアプリケーションサーバーです。
2. 構成XMLの使用
スタンドアロンモードでは、構成XMLファイルを更新して、デフォルトのポートを変更できます。
WildFlyインストールホームディレクトリのstandalone.xmlはstandalone/configurationフォルダーにあります。 このファイルを任意のテキストエディタで開き、次の行でデフォルトのポート8080を任意のポートに置き換えることができます。
<socket-binding name="http" port="${jboss.http.port:8080}"/>
XMLを微調整してデフォルトのポートを変更する別の方法があります。 同じstandalone.xmlで、ポートのオフセット値を設定できます。
<socket-binding-group name="standard-sockets" default-interface="public" port-offset="${jboss.socket.binding.port-offset:0}">
デフォルト値は0で、HTTPポートが8080になることを意味します。 オフセット値を10に変更すると、HTTPポートは8090(8080 + 10)になります。 ただし、オフセットは他のポートにも影響することに注意する必要があります。
たとえば、httpsポートは8453(8443 + 10)に変更されます。
3. システムプロパティの使用
デフォルトのWildFlyポートは、サーバーの起動時にシステムプロパティ jboss.http.port –を設定することで変更できます。
Windowsの場合:
standalone.bat -Djboss.http.port=<Desired_Port_Number>
Unix / Linuxの場合:
standalone.sh -Djboss.http.port=<Desired_Port_Number>
4. 結論
このクイック記事では、WildFlyのデフォルトポートを非常に簡単に変更する方法を見つけました。
前の記事で、Java開発に利用できるさまざまな人気のあるサーバーを調べることができます。